Amie とは?予定とタスクを 1 画面にまとめる AI カレンダーは日本語で使えるか
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カレンダーの予定と ToDo を同じ画面に並べ、ToDo をそのまま空き時間にドラッグして「いつやるか」まで決められる。そんなカレンダーアプリとして海外で知られているのが Amie です。先に結論を書くと、執筆時点(2026 年 10 月)で Amie は日本からも使えますが、画面は英語だけで、公式サイトで案内されているのは Mac・Windows・iPhone のアプリです。最近は会議の録音と AI 議事録に力を入れていて、公式サイトのトップでは「AI Note Taker」と名乗っています。7 日間の無料トライアルのあとに有料プランを選ぶ形なので、まずはトライアルで、自分の Google カレンダーや Outlook の予定がどう見えるかを確かめるのがおすすめです。
Amie とは — ベルリン発、「楽しく使える」カレンダーと ToDo
Amie は、ドイツ・ベルリンの Amie GmbH が開発しているアプリです。海外の報道によると、ネット銀行 N26 でプロダクトマネージャーをしていた Dennis Müller 氏が 2020 年に立ち上げ、2022 年には米国の投資会社 Spark Capital などから 700 万ドルを調達したとされています。もともとは「joyful productivity app(楽しい生産性アプリ)」をうたい、色分けや動きのある画面など、見た目の気持ちよさで知られていました。
公式サイトと更新履歴(Changelog)から読み取れる主な機能は次のとおりです。
- カレンダーと ToDo の一体化:ToDo を予定の横に並べ、タイムラインにドラッグすると作業時間の枠になる
- AI スケジューリング:1 日の予定の組み立てを AI に手伝わせる
- 会議の録音と AI 議事録:Zoom・Google Meet・Microsoft Teams・Slack ハドルの会議を、会議にボットを参加させずに録音し、要約・文字起こし・やることリストを予定に付けて残す
- AI チャット:カレンダーやメール、会議メモの内容をふまえて質問したり、メールの下書きを頼んだりできる
- 予約リンク:空き時間を相手に見せて、日程を選んでもらう
- 外部サービス連携:Todoist、Notion、Linear、ClickUp、Apple のリマインダー、Slack など
日本から使えるか — Google・Apple・Outlook に対応、画面は英語だけ
日本の App Store で確認した iPhone 版の情報は次のとおりです。
- アプリ名:Amie - Todos, calendar
- 販売元:Amie GmbH
- 価格:無料(App 内課金あり)
- 対応言語:英語のみ
- 対応機種:iOS 15.0 以降
- 評価:5 点満点中 4.8(12 件)
つなげられるカレンダーは、料金ページによると Google カレンダーと Apple(iCloud)のカレンダーです。さらに 2026 年 8 月の更新で Outlook のカレンダーにも正式に対応し、Microsoft アカウントでのログインや Teams の会議リンクの作成もできるようになりました。会社の予定は Outlook、個人の予定は Google という人でも、1 つの画面にまとめて見られます。
日本語の予定やタスクの名前はそのまま表示できますが、メニューや設定はすべて英語です。会議の文字起こしは「17 言語は話者の区別つき、ほかに 82 言語」に対応すると公式サイトに書かれています。海外の紹介記事では、その 17 言語に日本語が含まれるとされていますが、公式サイトでは言語の一覧を確認できませんでした。日本語の会議でどこまで正確に書き起こせるかは、トライアル中に短い会議で試してみてください。
使い方と料金 — カレンダーをつないで、7 日間のトライアルから
以下は、公式サイトと更新履歴から読み取れる始め方の流れです。
- 公式サイト(amie.so)か App Store からアプリを入れる
- Google か Microsoft のアカウントでログインし、カレンダーへのアクセスを許可する。必要なら Apple のカレンダーもつなげる
- 画面の横の ToDo 欄に、今日やることを書き出す(Todoist などを使っている人は連携でもよい)
- ToDo をカレンダーの空いている時間にドラッグして、作業の時間を確保する
- 会議の録音を使う場合は、パソコンのアプリでマイクや音声の利用を求められたら許可する
料金ページには「Pro」と「Business」の 2 つのプランと、7 日間の無料トライアル、年払いで 20% 割引という表示があります。金額は料金ページから読み取れませんでしたが、海外のレビューサイトでは次のように紹介されています。
- Pro:年払いで月 20 ドル(月払いは 25 ドル)とされています。会議メモが無制限、AI スケジューリング、会議メモとのチャットなど
- Business:年払いで月 40 ドル(月払いは 50 ドル)とされています。Pro の内容に加えて、CRM 連携やテンプレートなど
1 ドル=150 円で計算すると、Pro の年払いで月 3,000 円ほどです。なお、Amie が自社サイトで公開しているカレンダーアプリの比較記事には「無料枠あり、会議メモと AI 機能は有料」と書かれていますが、料金ページには無料プランが表示されていません。トライアル後に無料で使い続けられるかは、登録前に確かめてください。
日本のカレンダーアプリとの違いと注意点
日本でよく使われる Google カレンダーにも、Google ToDo リストのタスクを日付付きで表示する機能があります。家族や友だちと予定を共有するなら、日本製の TimeTree が定番です。Amie の違いは、ToDo を「いつやるか」という時間の枠としてカレンダーに置く使い方を前提にしていることと、会議の録音から議事録、次の予定づくりまでを 1 つのアプリで済ませられることです。仕事の予定とタスク、オンライン会議が多い人ほど向いています。
使う前に確かめておきたいのは次の点です。
- 画面は英語だけです。予定の入力は日本語でもできますが、設定や AI の操作画面は英語で読む必要があります
- Android 版は公式サイトに案内がありません。iPhone と Mac・Windows で使う前提です
- 会議を録音するときは、参加者に録音することを伝えましょう。勤務先の会議で使う場合は、外部の AI サービスに会議の内容を渡してよいか、社内ルールを先に確認してください
- ドル建ての課金だと、円での請求額は為替やカードの海外事務手数料で毎月変わります
まとめ
Amie は、予定と ToDo を 1 つの画面に並べ、会議の録音と AI 議事録まで加えたドイツ・ベルリン発のカレンダーアプリです。執筆時点(2026 年 10 月)では日本からも使え、Google・Apple に加えて Outlook のカレンダーもつなげられますが、画面は英語だけで、Android 版の案内はありません。料金は海外のレビューサイトで Pro が年払い月 20 ドルからとされています。予定とタスクを別々のアプリで管理していて面倒に感じている人は、まず 7 日間のトライアルで、ToDo をカレンダーに置く使い方が自分に合うかを試してみてください。
※ 本記事の情報は執筆時点(2026 年 10 月)のものです。料金・対応機種・機能は変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。