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Lifestack とは?体調データから 1 日の予定を組む AI カレンダーは日本語で使えるか

公開 2026-10-28読了 6 分

Photo: Mikhail Nilov / Pexels

この記事でわかること
睡眠や回復のデータを読んで、集中しやすい時間に予定を置いてくれる海外の AI プランナー「Lifestack」。できること、日本から使えるか、始め方、料金、注意点を執筆時点の情報でまとめました。

寝不足の日に限って、大事な作業を午後いちばん眠い時間に入れてしまう。そんな「予定と体調のずれ」を埋めようとしているのが、海外の AI プランナー Lifestack(ライフスタック) です。睡眠や回復のデータを読み取って、その日のエネルギーが高い時間に大事なタスクを置いてくれます。

先に結論を書くと、執筆時点(2026 年 10 月)で Lifestack は日本の App Store からダウンロードできます。ただし画面は英語のみで、使い続けるにはサブスクリプションが必要です。この記事では、できること、料金、日本で使う前に知っておきたいことをまとめます。

Lifestack とは — 体調に合わせて予定を並べる AI プランナー

Lifestack は、カレンダーとタスクを 1 か所にまとめ、AI が 1 日の予定の案を作ってくれるアプリです。App Store の販売元は DeMind Inc. です。

ふつうのカレンダーアプリと違うのは、睡眠・回復・集中の度合いを予定の組み方に使うところです。公式サイトや App Store の説明で紹介されている主な機能は次のとおりです。

  • Energy Zones:その日のエネルギーを予測し、集中しやすい時間帯に重要な作業を置く
  • 食事と睡眠の配置:1 日の予定に合わせて、食事や休憩の時間も組み込む
  • AI とのチャット:「今日は何から手をつけるべき?」のような相談ができる
  • ウェアラブルのデータ表示:健康データをカレンダーや予定と並べて見られる
  • 時間ブロック:タスクをカレンダーの空き時間に割り当てる

公式サイトでは「ADHD の人のためのエネルギーを考える AI プランナー」とも紹介されていて、決まったルーティンやリマインダーなど、予定を立てるのが苦手な人向けの機能にも力を入れています。利用者数は公式サイトで「10 万人」とされていますが、これは本人申告の数字です。

日本から使えるか — アプリは使える。画面は英語のみ

執筆時点(2026 年 10 月)で確認できたことは次のとおりです。

項目 状況
日本の App Store 配信あり(アプリ名「Lifestack: AIプランナー&健康」、無料・アプリ内課金あり)
対応 OS iPhone(iOS 15.0 以降)、Apple Watch(watchOS 8.7 以降)
そのほか 公式サイトでは Android、Mac、Chrome 拡張、Web 版の案内あり
画面の日本語対応 なし(App Store の対応言語は英語のみ)
カレンダー・タスク連携 Google カレンダー、Outlook、Todoist、Trello(App Store の説明より)
ウェアラブル連携 Apple ヘルスケア、Oura、WHOOP、Garmin、Apple Watch、Fitbit など(App Store の説明より)

アプリ名や説明文は日本語に訳されていますが、アプリの画面そのものは英語です。予定のタイトルは日本語で入れても扱えるはずですが、AI チャットが日本語でどこまで自然に答えるかは、私はまだ試せていません。

なお、ウェアラブルを持っていなくても使い始められる案内になっています。ただ、このアプリの売りは体調データを予定に生かすところなので、Apple Watch などで睡眠を記録している人のほうが恩恵は大きいはずです。

使い方 — 登録から最初の 1 日を組むまで

おおまかな流れは次のとおりです(画面の文言は英語です)。

  1. App Store で「Lifestack」を検索してインストールする(販売元が DeMind Inc. になっているものを選ぶ)
  2. アカウントを作り、Google カレンダーや Outlook をつなぐ
  3. Apple ヘルスケアへのアクセスを許可する。Oura などを使っている人は、その連携も設定する
  4. 起きる時間・寝る時間、食事の時間などの好みを入れる
  5. タスクを登録し、AI が作った 1 日の予定の案を確認して、必要なら手で動かす

最初の数日は、AI の案をそのまま使うより「自分が集中できた時間と合っているか」を見比べるのがおすすめです。ずれていると感じたら、手で予定を動かしながら調整していくと、自分に合った使い方が見えてきます。

料金 — 無料プランは無く、お試し期間のあとは有料

公式サイトの料金ページ(執筆時点)では、次の 3 つが案内されています。機能はどれも同じで、支払い方だけが違います。

プラン 料金 お試し
Monthly 月 9.99 ドル なし
Annual 年 49.99 ドル 7 日間
Lifetime 120 ドル(買い切り) なし

ずっと無料で使えるプランは見当たりませんでした。なお、同じページの説明文には「2 週間の無料トライアル」とも書かれていて、お試し期間の長さが食い違っています。

日本の App Store のアプリ内課金には、月額 700〜1,100 円、年額 3,000〜8,000 円、週額 500 円など、複数の金額が並んでいます。どの金額がどのプランに当たるのかは一覧からは分からず、申し込む場所や時期で金額が変わる可能性があります。登録する前に、購入画面に出る金額と更新のタイミングを必ず確かめてください。

日本の似たサービスとの違い

日本では、Google カレンダーや iPhone 標準のカレンダー、家族や友だちと予定を共有するアプリが広く使われています。予定を「入れて見る」だけなら、これらで十分という人も多いはずです。

Lifestack が違うのは、予定をどこに入れるかを体調から提案してくれる点です。

  • 睡眠のデータを予定に反映:よく眠れた日と寝不足の日で、提案される予定が変わる
  • タスクを自動で割り当て:ToDo を登録すると、空いている時間に置いてくれる
  • ウェアラブルとカレンダーを 1 画面に:健康アプリとカレンダーを行き来しなくて済む

「予定の管理は今のカレンダーのまま、置き方を Lifestack に相談する」という使い方なら、乗り換えの手間も少なく試せます。

注意点 — 英語 UI・サブスク・健康データ

  • 英語のみ:設定画面や AI の提案は英語です。分からない部分はスクリーンショットを撮って翻訳アプリにかけると早いです
  • お試しの期限を控えておく:無料プランが無いので、お試し期間が終わると自動で課金が始まる可能性があります。登録したら解約の期限をカレンダーに入れておくと安心です
  • 健康データを預ける:App Store のプライバシー欄では、健康とフィットネスのデータを「ユーザーに関連付けない」形で、メールアドレスなどの連絡先を「ユーザーに関連付けて」集めると申告されています(開発元の申告で、Apple の確認ではありません)
  • 体調の予測は目安:エネルギーの予測は、あくまで予定を組むための目安です。体調の不安がある場合は、アプリの数字ではなく医師に相談してください

まとめると、Lifestack は「体調の良い時間に大事なことをやる」を、AI の力で毎日の予定に落とし込んでくれるアプリです。英語の画面と有料である点さえ納得できれば、睡眠を記録している人ほど試す価値があります。まずはお試し期間で、提案される予定が自分の感覚と合うかを確かめてみてください。

※ 料金・対応 OS・機能は執筆時点(2026 年 10 月)の公式サイト・App Store の情報をもとにしています。最新の情報は公式サイトで確認してください。

編集部(本業: IT) 日本からアカウントを作って実際に触ってから書いています。使えなかったものは、使えなかったと書きます。