ホーム › 記事一覧 › Dark Noise とは?集中用の環境音を自分で混ぜられる買い切りアプリの使い方

Dark Noise

Dark Noise とは?集中用の環境音を自分で混ぜられる買い切りアプリの使い方

公開 2026-11-05読了 6 分

Photo: 小和尚 温柔的 / Pexels

この記事でわかること
雨・焚き火・カフェなど 50 種類以上の環境音を重ねて、自分だけの集中用・睡眠用の音を作れる iPhone アプリ「Dark Noise」。日本から使えるか、使い方、買い切りを含む料金、注意点を執筆時点の情報でまとめました。

作業に集中したいときや寝つけない夜に、雨の音やホワイトノイズを流す人は多いと思います。YouTube でも探せますが、広告が入ったり、ちょうどいい音が見つからなかったりします。そこで米国の Apple ファンのあいだで長く使われているのが、Dark Noise(ダークノイズ) という環境音アプリです。

先に結論を書くと、執筆時点(2026 年 11 月)で Dark Noise は日本の App Store から無料で入れられ、複数の音を重ねて自分用の「ミックス」を作れるのが特徴です。全部の音を使うには有料の Dark Noise Pro が必要で、サブスクのほかに買い切り(Lifetime)8,000 円も選べます。画面は英語のみで、iOS 26 以降が必要な点には注意してください。

Dark Noise とは — 個人開発で 2019 年から続く環境音アプリ

Dark Noise は、米国ミズーリ州セントルイスの開発者 Charlie Chapman さんが作っている iPhone・iPad・Mac 用のアプリです。公式サイトには「Independent since 2019(2019 年から独立で開発)」とあり、大きな会社ではなく個人の開発者が育ててきたアプリです。App Store の「Today のアプリ」に選ばれたこともあると公式サイトに書かれています。

App Store の説明によると、主な機能は次のとおりです。

  • 50 種類以上の環境音:雨・波・焚き火のような自然の音から、ホワイトノイズのような機械的な音まで
  • カスタムミックス:複数の音を重ねて、音量のバランスを決めて保存できる
  • タイマーとフェードアウト:指定した時間で音を少しずつ小さくして止められる
  • Siri ショートカット:声で再生を始められる。HomePod からも使える
  • 見た目の調整:真っ黒の「True Black」を含む 10 種類のテーマ、20 種類以上のホーム画面アイコン
  • ウィジェットと AirPlay:ホーム画面・ロック画面・コントロールセンターから操作でき、AirPlay でスピーカーにも流せる

最近の更新では、Apple Intelligence を使って AI がミックスを提案する「Magic Mixes」も加わっています。

日本から使えるか — 使えるが画面は英語のみ

執筆時点(2026 年 11 月)で、日本の App Store で確認できたことをまとめます。

項目 状況
日本の App Store 配信あり(無料・アプリ内課金あり)
対応 OS iOS 26 / iPadOS 26 / macOS 26 / visionOS 26 以降
Android 版 見当たらない
画面の日本語対応 なし(英語のみ)
日本の App Store の評価 星 4.7(187 件)

英語のみと聞くと身構えるかもしれませんが、このアプリは音の名前を選んで再生するだけなので、英語が苦手でも使いにくさはあまりありません。「Rain」は雨、「Fire」は焚き火、「Ocean」は海、というくらいの単語が分かれば十分です。

気をつけたいのは対応 OS のほうです。最新版は iOS 26 以降が必要なので、古い iPhone でアップデートを止めている人は入れられない可能性があります。

使い方 — インストールから最初のミックスまで

おおまかな流れは次のとおりです。

  1. App Store で「Dark Noise」と検索し、販売元が Dark Noise LLC の「Dark Noise: Ambient Sounds」を入れる
  2. 一覧から気になる音を 1 つタップして再生する
  3. 別の音を足して重ね、それぞれの音量を調整する
  4. 気に入った組み合わせをミックスとして保存する
  5. 寝る前に使うならタイマーを設定し、音が自然に消えるようにする

最初は「雨の音だけ」「ホワイトノイズだけ」のように 1 つの音から始めて、物足りなくなったら 2 つ目を足すくらいがおすすめです。たとえば「雨+遠くの雷」「カフェのざわめき+小さめのホワイトノイズ」のように、主役の音を 1 つ決めて脇役を小さく重ねると、聞き疲れしにくくなります。音を重ねすぎると、かえって気が散ることもあります。

長時間流すなら、耳が疲れにくいノイズキャンセリングイヤホン と組み合わせると、周りの音を減らしたうえで環境音だけを小さく流せます。寝るときに使うなら、枕元に置ける小型の Bluetooth スピーカー に AirPlay で流す方法もあります。

料金 — 無料で試して、気に入ったら Pro

日本の App Store(執筆時点)に表示されているアプリ内課金は次のとおりです。

項目 料金
アプリ本体 無料
Dark Noise Pro 500 円 / 3,000 円(期間の表記なし)
Dark Noise Pro Lifetime(買い切り) 8,000 円

App Store の一覧には期間が書かれていないため、500 円と 3,000 円がそれぞれ月額・年額なのかは、私は確かめられていません。説明文にはサブスクがあることが書かれているので、購入画面で期間と自動更新の有無を確認してください。100 円の項目もありますが、何の課金かは表記からは分かりませんでした。

無料版で使える音の数について、以前の版の更新履歴では「無料で 8 種類、Pro で 50 種類以上」とされていました。日本の App Store のレビューにも「課金しないと 8 種類」という声があります。ただし現在の版の無料範囲は App Store に明記されていないので、まずは無料で入れて、よく使う音が無料に入っているかを確かめるのが確実です。

サブスクを増やしたくない人にとっては、買い切り 8,000 円で以後の支払いが無いのは分かりやすい選択肢です。毎日のように使うかどうかを無料版で見極めてから決めるとよいでしょう。

注意点 — 対応 OS・容量・似たサービスとの違い

  • iOS 26 以降が必要:古い機種やアップデートしていない iPhone では入れられない場合があります
  • 容量が大きめ:App Store の表示ではアプリのサイズが 430 MB あります。音の素材をアプリ内に持っているためとみられます
  • プライバシー:App Store のプライバシー欄では、個人と結びつかない形で利用状況と診断データを分析に使う、と申告されています(開発元の申告で、Apple の確認ではありません)
  • YouTube や Spotify の環境音との違い:無料で聴ける環境音は多いですが、広告が入ったり、音を重ねる・バランスを変えるといった調整はできなかったりします。Dark Noise は自分で混ぜて保存できるのが一番の違いです
  • iPhone 標準の「バックグラウンドサウンド」との違い:iPhone の設定(アクセシビリティ)にも雨や海の音を流す機能がありますが、音の種類は少なく、重ねることはできません。まずは標準機能を試して、物足りなければ Dark Noise に進むのも一つの方法です

まとめ

Dark Noise は、50 種類以上の環境音を重ねて自分用の集中・睡眠の音を作れる iPhone・iPad・Mac 向けのアプリです。画面は英語のみですが、音を選んで流すだけなので操作で困ることは少なく、無料でも一部の音は試せます。気に入ったら、サブスクのほかに 8,000 円の買い切りも選べます。iOS 26 以降が必要な点だけ確認して、まずは雨の音 1 つから試してみてください。

※ 料金・対応 OS・機能は執筆時点(2026 年 11 月)の App Store と公式サイトの情報をもとにしています。最新の情報は App Store で確認してください。

編集部(本業: IT) 日本からアカウントを作って実際に触ってから書いています。使えなかったものは、使えなかったと書きます。